愛しの六花亭 by ひめ
六花亭・・・。
その名を聞くだけで、胸が高まり、目の前には花が飛ぶ飛ぶ・・・。（笑）
六花亭を食してから、まだ、一年も経っていないのに、こんなにこんなにも大好きになってしまって。
にくいお方だわ、全く。
私の‘ラブラブ六花亭’が始まったのは、忘れもしない、初めてまちぼうけでヘルパーをした2001年のG.W.。
常連さんから、さくさくパイ、さくさくミルフィーユの話を聞き、食いしん坊ひめはぜひとも、食してみたい！と思ったのでした。
でも、その時まで、北海道には（しかも道東には！）何回も来ているにも関わらず、行ったことも、有名なマルセイバターサンドを食べたこともなかったんです！
「六花亭？何ですか、それ。バターサンド？んー、聞いたことあるような・・・。」
そんな感じでした。
どんなものか、どんなところかもわからず、Fさんに初めて連れて行ってもらったらば！
すごい人ヒトひと！あとからあとから、人ヒトひと。
ビルのケーキ屋さんをみたのは初めて、で、人であふれていて、喫茶室も並んでいて。
なんで、こんなに人気なんだー？花屋もあるー、ギャラリーもあるー、すごーい。
やっぱり、めちゃめちゃおいしいんやろうなあ・・・。と期待は高まってました。
しかし・・・残念無念、お目当てのさくさくパイはすでに売り切れ・・・。
仕方ないので、わずかに残っているケーキを買って、待ちぼうけで初六花亭試食会をしたのでした。
たしか食べたのはモンブラン。
そのおいしかったこと。
小さなケーキにおいしさがぎっしりとつまっていて・・・！
芸術ですね、お菓子も。
思わず、握りこぶしで「ん・・・んまいっ！」
その日以来、短いヘルパー生活で六花亭は何かしらの形で毎日登場し、私をとりこにしていったのです。
甘いものの持つ力はとても不思議。
昔は、砂糖は貴重で、甘いものには不思議な魔力がありました。
見事にそれを操って、食べる人をとりこにしていってる。
社長さん、作っている人、サーブしている人・・・。
すごいです。
もう、尊敬！憧れ！
六花亭はただ、おいしいのではなく、サーヴする人もいつも笑顔で心がこもってる。
結局、作るのも食べるのも人なんだから、心がないといかん！と常々思っている私は六花亭には花マルをたくさんたくさんあげたいくらい。
おいしくても、店の雰囲気が悪かったり、店員さんの態度が悪かったりして、おいしくなくなってしまうこと、だれでも経験あると思う。
でも、六花亭で食べてる人はいつも笑顔。
働いている人もいつも元気だし、笑顔。
おじいさんもおばあさんも、楽しい時間を過ごしているし、サラリーマン風の人もおいしそうに食べてる。
誰でも行けて、食欲でも、寂しい心でも、何かを癒されて帰っていく。
すごい力だわ、六花亭！
私なんて、六花亭に行ける、と思っただけでにこにこしちゃうし、行ったら、もー、天にも上る心地になるし。
体重のことなんか、忘れてあれもこれも食べたいー！と思って食べちゃう。
洋菓子だけでなく、ピザや和菓子も充実しているなんて、本当にすごい。
こんなにこんなに大好きで、働きたいよう！と思っているわりには、全商品制覇はしていないのは、おかしいでしょうか・・・？（あ、でも、札幌の喫茶部制覇はしちゃったぞ。ありがとう、Mさん！）
いえ、いえ！
六花亭を愛する気持ちだけは負けないもん！
店舗のデザインにもこだわりが感じられる！
彫刻があったり、季節のディスプレイがしてあったり・・・。袋もシーズンごとに違ってて。
いろんな店舗をまわるのも楽しみの一つ。
そして、限定ものをゲットする喜び。
毎月変わる、商品。
素材を大事にし、季節を大事にし、さらに地域も大事にしている。
教育とか、文化を守ることとかも大事にしている。
その志！
食とは、サービスとはかくあるべき！
そんな風に思いました。
ささやかですが、今のひめの夢。
それは、
①釧路の春採湖店で窓際の特等席で一日、のんびり＆まったり一人で過ごすこと。
できれば、白い景色がいいかな。雪大好き人間としては。
②ラブラブデートで六花亭に行くこと。できれば、春採湖店がベスト！
③誕生日に六花亭に行くこと。誕生日ケーキ、一度でいいから自分で作るのではなく、食べたい。
それが、愛しの六花亭だったら、もう、最高！きっとその一年はハッピーハッピーで過ごせること間違いないでしょう！
ささやかなんだけどなー。
当分、無理そうだからなー。ちぇーっ。
六花亭・・・こんなにもこんなにも愛しているのに・・・
何故に君は遠いのか・・・。くーっ。
六花亭のマグでお茶をしつつ、貴重な六花亭チョコレート（デパー
トの北海道フェアでゲットしたもの）を一かけ。
これが、最近のささやかな幸せです。
幸せになりたい人は六花亭へ！